その日の目的で道路を選ぶ
クロアチアは地図上ではまとまっていますが、道路の性格は区間ごとに変わります。A1高速道路はザグレブからザダル、スプリット、プロチェ方面へ移動する幹線で、空港やフェリーに間に合わせたい日に向きます。D8(アドリア海沿岸道路)は海を眺めること自体が目的になる道で、町、トンネル、交差点、カーブが続きます。D8は全線を一気に走る近道と考えず、滞在地から一部を選ぶルートにします。
ペリェシャツ橋の開通で南部ダルマチアへの経路も変わりました。橋を通るD8なら、ネウム周辺のボスニア・ヘルツェゴビナ領を通過せずにクロアチア国内をつなげます。ただし、橋ができても道路状況、フェリー時刻、レンタル契約を確認する必要は残ります。

免許、書類、レンタル契約
クロアチア内務省の外国免許案内は、相互承認の条件を満たす有効な外国免許で運転できる場合、IDPは必要ないと説明しています。これは法律上の基本であり、すべてのカウンターがすべての免許を読めるという意味ではありません。予約前に免許の画像や情報を送り、IDP、認証翻訳、追加書類の要否を回答してもらいます。
受け取り時は運転免許証の原本、パスポートまたは身分証、レンタル契約、保険証券を携帯します。自家用車なら車検証とクロアチアで有効な保険証明も必要です。免許の表記が読みにくい場合や越境する場合、入国審査、保険会社、レンタル契約が別の条件を定めることがあります。スマートフォンの写真だけを原本の代わりにしません。
受け取った車のナンバー、車検証、燃料または充電残量、傷、パンク修理キット、警告装備、料金端末を撮影します。追加運転者、免責、ガラス・タイヤ補償、ロードサービス、フェリー、越境、乗り捨て、料金や駐車違反の請求方法を契約書で確認してください。
走行日に関わるルール
クロアチアは右側通行です。欧州委員会のクロアチア道路ルールは、一般の運転者の血中アルコール上限を0.5 mg/ml、職業運転者と初心運転者を0.0 mg/mlとしています。旅行中は運転する日に飲酒しない計画にすると判断が簡単です。法定値を目標にしません。
同ページが示す乗用車の標準速度は、市街地50 km/h、市街地外90 km/h、高速道路130 km/hです。町の入口、工事、トンネル、交差点、天候、可変表示がこの数字を下げることがあります。全員がシートベルトを締め、子どもは年齢・体格に合う拘束装置を使用します。手に持った携帯電話は使わず、ナビは出発前に設定します。
自動車の日中点灯は冬時間に義務付けられ、二輪車と原付は通年でライトを点けます。HAKの冬装備案内によれば、指定主要道路では11月15日から4月15日まで冬季装備が必要です。3.5トン未満の車は全輪の冬用タイヤ、または溝4 mm以上の夏タイヤと駆動輪用チェーンを車内に備えます。海岸で借りた車で山へ行く場合、装備内容を必ず確認します。
A1、料金券、ENC
A1はザグレブからダルマチア方面へ移動する時の幹線です。長いトンネルやサービスエリアがあり、都市間の時間を読みやすくできますが、有料です。Hrvatske autoceste(HAC)の料金案内によると、クロアチアには開放式と閉鎖式があります。閉鎖式では入口で券を受け取り、出口で距離と車両区分に応じて精算します。ENC利用者は車載端末の有効な専用レーンを通ります。
通常の料金所ではレーン表示に従い、入口券をなくさず、対応カードまたは現金で支払います。レンタカーにENCが付いていても、運営会社、残高、最終請求、端末不具合時の手順を確認します。HACのENCは同社の対象高速道路とD425で使えますが、イストリアYはBina Istraが運営し、別のBINA ISTRA ENCアカウントが必要です。同じ端末が全路線で使えるとは考えません。

HACのインタラクティブ地図では料金所、サービスエリア、高速道路の状況を確認できます。クロアチア政府の料金・フェリー案内には各運営会社の料金表があります。車両区分と実際の入口・出口で調べ、古い旅行記の目安を固定予算にしません。
D8、橋、国境ルート
D8は海岸沿いの町を連ねる道路です。見通しが変わりやすく、追い越し場所が少ないため、前の車について走るだけで予定が延びることがあります。合法的な展望所、昼食、給油の時間を組み込み、カーブや退避場所を写真撮影のために塞ぎません。飛行機、ホテル、フェリーに間に合わせる日はA1を優先します。
ペリェシャツ橋は南部の国道網の一部です。クロアチア政府の特許契約に関する説明は、橋梁の通行料を徴収しないとしています。A1など周辺の有料区間まで無料になるわけではないため、現地標識と最新の料金表で判断します。
橋によってネウムの通過を避けられますが、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、セルビアへ寄る場合は、レンタル会社の越境許可と保険を事前に確認します。契約書、保険証、車検証をすぐ出せる場所に保管します。
フェリーと島の移動
車をフェリーに載せる計画では、目的地より航路の予約方式を先に確認します。Jadrolinijaの英語FAQによると、車両予約が可能なのは指定されたフェリーだけで、それ以外は到着順です。最新の予約航路の案内では、予約車両の購入時に車検証が必要で、夏季は出港60分前の到着を勧めています。
予約前に、航路、時刻、車体寸法、チケットの有効日、車両予約の有無を確認します。予約していても遅刻は避け、予約できない航路では希望便に車を載せられない可能性を残します。車を本土に置いて島を歩く日なら、港の駐車場も先に決めます。夏は料金所、乗船口、港への進入路のそれぞれで列ができます。

山道、風、最新の道路情報
海岸が晴れていても、ヴェレビト、リカ、ゴルスキ・コタルでは霧、凍結、風による規制があり得ます。HAKの英語交通情報は道路、国境、フェリーの最新情報と、クロアチア国内1987(国外からは+385 1 987)の救援番号を掲載しています。HACの安全運転案内も、強風区間で可変速度表示に従い、車間距離を取るよう求めています。
出発前、次の大きな町へ入る前、海橋や峠へ入る前にHAKを見ます。ブーラで速度規制や通行止めが変わることがあるため、宿泊地の天気だけで出発を決めません。閉鎖された場合は標識のある迂回路を使うか、サービスのある町で予定を止めます。
燃料、充電、駐車
クロアチアではユーロを使います。島や山間部では給油所が少なく、営業時間も変わります。受け取り時に燃料種類、満タン返却、充電コネクター、アプリ、領収書の扱いを確認し、フェリーや長いD8区間に入る前に補給します。
EVレンタルでは、充電事業者のアプリまたはカード、ケーブル、占有料金、故障時の窓口、次の充電器を確認します。地図上の充電器が利用中・停止中のこともあるため、予備を一つ決めてから出発します。
駐車は市町村ごとの表示が優先です。入口の看板、時間帯、ナンバー入力、チケットを確認し、ドゥブロヴニク、スプリット、トロギールなどの旧市街は中心外の指定駐車場に置いて歩きます。隣の市の駐車アプリがそのまま使えるとは限りません。展望所でカーブ、バス停、出入口、緊急通路を塞がないでください。
出発前チェック
- レンタル会社へ免許情報を送り、IDP、翻訳、越境、フェリーの条件を文書で確認する。
- 車、ナンバー、車検証、傷、燃料または充電残量、警告装備、料金端末を撮影する。
- 実際の旅行日のHAK、HAC、Jadrolinijaページを保存する。
- A1かD8かを決め、フェリーや空港を含むD8の日は十分な余白を置く。
- 高速道路の入口券と領収書をレンタル請求の確認まで保管する。
- 112、192、193、194、1987とレンタル会社のロードサービスをオフライン保存する。
公式情報と確認日
このページは 2026年8月17日 に確認しました。免許の相互承認、道路ルール、料金、フェリー予約、駐車、天候、レンタル条件は変わる可能性があります。出発直前に以下の公式ページを開き直してください。
- クロアチア内務省:外国免許
- 欧州委員会:クロアチアの道路ルール
- HAK 英語交通情報と冬季装備
- HAC 料金、ENC対象道路、インタラクティブ地図
- Jadrolinija FAQと予約航路の案内
- クロアチア政府:料金とフェリー
関連ガイドと目的地
よくある質問
- クロアチアで国際運転免許証は必要ですか?
- クロアチア内務省は、相互承認の条件を満たす有効な外国免許で運転できる場合、IDPは自動的には必要ないと案内しています。原本を携帯し、予約前にレンタカー会社へ免許の表記、IDP、認証翻訳の要否を確認してください。
- レンタカー受け取り時に必要な書類は?
- 実物の運転免許証、パスポートまたは身分証、レンタル契約、保険情報を用意します。自分の車で入国する場合は車検証とクロアチアで有効な保険証明も必要です。ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、セルビアへ入るなら、契約上の越境許可を先に確認します。
- クロアチアの一般的な制限速度は?
- 別の標識がない場合、乗用車は市街地50 km/h、市街地外90 km/h、高速道路130 km/hが目安です。町の入口、トンネル、工事区間、天候、可変表示の制限があれば、現地の標識を優先します。
- 高速道路料金はどう支払いますか?
- HACには開放式と閉鎖式の料金システムがあります。閉鎖式では入口で券を取り、出口で車両区分に応じてカード、現金、または有効なENC端末で精算します。端末とアカウントを確認するまでENC専用レーンには入りません。
- ペリェシャツ橋に別の橋料金はありますか?
- 橋の特許契約では橋自体の通行料を徴収しないとされています。A1などの有料区間は別に扱われます。古い旅行記の合計額に頼らず、出発時のHACまたは政府の料金表で実際の入口・出口と車両区分を確認します。
- A1とD8はどちらを走るべきですか?
- 空港、ホテル、フェリーなど到着時刻が決まっている日はA1が使いやすく、海岸を走ることが目的の日はD8を区間で選びます。D8はほぼ二車線で町とカーブが続くため、観光日の移動時間を高速道路と同じように見積もりません。
- 車をフェリーに載せる予約はすべての航路でできますか?
- できません。Jadrolinijaが車両予約を受け付ける航路を指定しており、それ以外は到着順の乗船です。予約航路では購入時に車検証の提示が必要で、夏季は出港60分前の到着が案内されています。
- 冬の装備は何が必要ですか?
- 指定された主要道路では、天候にかかわらず11月15日から4月15日まで冬季装備が義務です。3.5トン未満の車は全輪に冬用タイヤ、または溝4 mm以上の夏タイヤと駆動輪用チェーンを車内に備えます。その他の道路でも雪や凍結時は冬装備が必要です。
- 通行止めや強風はどこで確認しますか?
- 出発前と、山道・海橋・風の強い海岸区間へ入る前に、HAKの交通情報とHACの高速道路情報を確認します。ブーラで可変速度規制や通行止めになることがあるため、滞在地の天気だけでは判断しません。
- 緊急時の電話番号は?
- 総合緊急通報は112、警察192、消防193、救急194、HAKのロードサービスはクロアチア国内1987(国外からは+385 1 987)です。道路番号、進行方向、近い町またはキロポスト、レンタカーのナンバーを伝えます。
情報源と免責事項
このガイドは、ページに掲載したクロアチアの公式交通当局、道路運営機関、政府の旅行情報、自動車協会の資料をまとめたものです。
可能な限り正確かつ最新の情報を維持するよう努めています(最終確認:2026年8月)が、交通法規や通行料金は予告なく変更される場合があります。到着後、現地当局またはレンタカー会社で重要情報をご確認ください。
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